三高の数学学習3箇条


6月ももう終わりに近づき、同時に各高校での期末テストも近づいてきました。

三条高校1年生のある女子生徒に、2次関数「場合分けによる最大・最小値」
を指導している時に、机の端にこんな紙が置いてあることにふと気づきました。

令和元年度 1学年数学科だより 第1号
「三高の数学学習3箇条」

タイトル「三高の数学学習3箇条」の下には「その1~3」まで小見出しが設けられ、
数学を学習する際の大切なポイントが記されています。すばらしい内容でした。
中でも、特に私が注目したのは「その3 解答に頼らない」

内容を少しだけご紹介しますと…
「問題を解くときに、解法が分からなかったりすると、すぐに解答を見てしまう人がいます。ときには、解答を広げながら数学の勉強を進める人もいます。これでは本当の数学力は身に付きません。自分の頭で考えて、問題を解いていく習慣が思考力を育てます…」

Forestの生徒さんの中にも、あまりにも数学が苦手なため、
解答を見ながらでないと問題が進められない人もいます。

そうした人は、少し時間がたってからいいですから、
同じ問題を「何も見ないで解き直す」こと。
そうやって自分の理解度を確かめることが大切です。

もしその同じ問題が解けなかったら、「理解が浅かった…」ということになります。
もう1度解答を読んだり塾で質問したりして、しっかり理解し直しましょう。
そしてまた後日、その問題を何も見ないで解き直しましょう。

こうした勉強法を続けることで、数学的な思考力や判断力が
少しずつ身についていくはずです(^^)