2026年10月12日(月)、魚沼市にあります『未丈ヶ岳』に登ってきました。
標高は1553m。新潟県の一般登山コースとしては「中級」レベルと言えるでしょう。
奥会津・奥只見方面への眺望に優れ、また山頂に広がる草原が実に美しい山です。
そんな素敵な山ですが、魚沼市は令和7年度をもって未丈ヶ岳登山道の維持管理を
取りやめることに決定しました。人手不足や物価高騰が原因とのことです。
維持管理が終わったからと言って、すぐに登山道が歩けなくなるわけではありません。
ですが、徐々に藪道へと変わり、数年後には歩くことが困難になるでしょう。
これまでにこの登山コースを3度歩いた経験があり、今回が4度目でした。
「未丈ヶ岳の夏道(*)とはこれでお別れだなぁ…」
そんなことを思いながら、6時50分に登山を開始しました。
未丈ヶ岳は、序盤に「渡渉」「へつり」「鎖場」といった難所がいくつもあります。
そうした難所も「最後だから…」と楽しみながら、ゆっくりじっくり登りました。
*未丈ヶ岳には夏道(一般コース)とは別に、積雪期ルートも存在。
標高1200mを超えたあたりから、ナナカマドやカエデやモミジの紅葉が始まります。
周囲の展望も開け、越後駒ヶ岳や荒沢岳といった越後の名峰の姿を見て楽しみました。
山頂までは大きなアップダウンもあり、体力的にもなかなかハードになります。
ガッツリ汗をかいた末に、ようやく9時50分に未丈ヶ岳山頂に到着しました。
この日は快晴で、草紅葉となった山頂草原の上空には、爽やかな青空が広がっていました。
草と土の香りの中、遠くでは鳥のさえずりが聞こえていました。
草原の奥、奥只見の谷間を挟んだ対岸には、会津駒ヶ岳や会津朝日岳、燧ヶ岳が聳えます。
奥会津から尾瀬周辺の名峰がズラリと並び、上下に波打つ稜線の姿が実に壮観でした。
「あぁ、今日は実に秋らしい穏やかでいい日だ…」
そうつぶやきながら、寝そべったりラーメンを食べたりして山頂で1時間ほど過ごしました。
「あぁ、この風景がもう見れなくなるのかぁ…」
そんな立ち去りがたい気持ちを抑えながら別れを告げ、やむなく下山となりました。。
















